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【社会人必見】凡人が天才に勝つための「最強の学習法」とは?(最強の仕事術④)

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結論:
最強の学習法
①小学生に教えるつもりで勉強する
②「インプット→抽象化→アウトプット→フィードバック」のサイクルを回す

 あなたは、効率的な学習ができていると胸を張って言えますでしょうか。もし、効率的に学習できている実感がなければ、その理由を考えたことはありますでしょうか。
 ちなみに私は、半年ほど前までは、学び方の意識どころか学ぶことさえほとんどしていませんでした。しかし、効率の良い学習法を学び、実践し始めてからは、学びの定着度合いが学生の頃に比べて明らかに良くなったことを実感し、現実も徐々に良くなってきたように感じています。
 この記事を読むと、あなたの学習に対する意識が変わります。そして、書かれている学習法を実践することで、あなたの学びの効率が格段に上がり、あなたの成長速度がどんどん上がっていきます。

 

学びをやめると成長が止まる

 凡人が天才と渡り合い、打ち負かすための第一歩は学ぶこと。凡人が天才に逆転勝ちするには「今置かれた環境の中で、何を学び、どう活かすか」を考え、実践するしかない。

学びの特徴は「し続ける必要がある」こと。変化が急速な今の世の中において、過去に学んだことにあぐらをかいていては置いていかれる。新たな価値観や新たな事象が目の前に現れたとき、天才も凡人も「0」からのスタートとなる。つまり、世の中が急速に変化していることは、凡人にとっては朗報である。

 日本人は大人になってからの勉強量が先進国の中でもワースト1位である。つまり勉強は、「みんなやっていない」からこそ「やれば圧倒的な差をつけられる」。

 

最強の学習法① 「小学生に教えるつもりで勉強する」こと

「小学生に教えるつもりで勉強する」ことの利点
①原理原則を理解できる
 小学生に教えるためには、素朴な質問をされたときに答える必要がある。なんとなく分かっているという状態では答えられないため、原理原則まで深く学んでいくようになる。
 軸となるテーマに関連させ、繋がりを意識して覚えることで記憶に定着しやすくなるため、長期的な視点で見れば楽になる。

②要点を理解できる
 ほぼ理解できている項目についても、「わかりやすく伝える」ためにどうするべきかを考えるようになり、要点を理解できるようになる。
 「どの順序で伝えると分かりやすいか」を考えることで、何が要点で何が補足的要素なのかを理解しようとする。「どんなたとえを交えるべきか」を考えることで、別カテゴリの事象を重ねて要点やその構造を理解しようとする。

③学びが定着する
 物事を単語レベルではなく構造的に理解するため、長く、深く覚えることができ、学びの定着率が高くなる。

 

最強の学習法② 「インプット→抽象化→アウトプット→フィードバック」のサイクルを回す


Step 1. インプット

インプットはアウトプットを前提に行う
アウトプットしないと、脳が「自分に必要のない情報」と認識してしまい、忘れるようにできている。後でアウトプットする前提で情報を集めることによって、インプットの質が上がる。
 上記の通り、「小学生に教えるつもりで勉強する」ことを意識し、効率的にインプットする。

Step 2. 抽象化

「抽象化」することで普遍的な情報へ変換でき、効率的な学びを生む

抽象化するためのポイント
①インプット量を多くする
 特に人と会って話すことは、その人の考えを聞いたり、質問したりして情報の質を無料で上げることができるため効率が良い。
②インプットから示唆を見出そうとする
 「ってことは?」という質問を投げかけたり、これまで得たインプットと比較をしたりして、普遍的な法則を見つける。

Step 3. アウトプット

アウトプットで得られるメリット
①インプットの意識が変わり、より深いインプットができる
②既知の情報に新たな気付きが得られる
関連記事:アウトプットこそが「人生の成功法則」である

アウトプットする際に工夫するポイント
①要約する
 要約してアウトプットに意味を持たせることで付加価値を創出できる。また、要約することで情報が体系化され、要点を理解できるようになる。
②自分自身の仮説を持つ
 情報から示唆を見出し発信内容に加える(仮説を持つ)ことで、アウトプットのクオリティと定着率が上がり、「あなたにしか出せない付加価値」が生まれる。

Step 4. フィードバック

アウトプットすることでフィードバックを受けられる
 フィードバックを受けることで、自分だけでは発想できない気付きを得られる。多様な考え方の人からフィードバックを受けることで、いろいろな角度からあなたのアウトプットを検証できる。

 

まとめ

最強の学習法
①小学生に教えるつもりで勉強する
②「インプット→抽象化→アウトプット→フィードバック」のサイクルを回す

 

<所感>

 今回も「最強の仕事術(ハック大学 ぺそさん 著)」を参考にして、効率的な学習方法についてまとめました。自分なりに情報を整理してまとめ直したため、本書での構成とは変わっている部分もありますが、要点がみなさんに伝わっていれば幸いです。

 「小学生に教える(誰でも理解できるように説明する)つもりで勉強する」ということに関連して、私が情報をアウトプットをする際に、意識していることがあります。それは、「相手の分かる言葉を使って説明する」ということです。
 例えば、相手と相談したり、質問をしたりするときに、相手の背景をまずは考えます。自分と近い専門分野の人であれば、専門用語を使って話せばスムーズに話ができると思います。しかし、そうでは無い人だった場合、専門用語を出してしまうと途端に疑問の嵐となり、話が全く進まなくなってしまいます。
 そのため、本格的な話をする前に雑談をして、相手の専門分野や、所属している(していた)部署などを聞いておくといいと思います。そうして、相手の知っている言葉を厳選してお話することで、コミュニケーションがスムーズに進み、説明する労力や時間を必要以上に掛けずに済みます。

 今後は、今回得た学習法に関する学びを活かして、より効率的に学び続けていきたいと考えています。そして得られた学びを、分かりやすい言葉選びを意識して発信し続けていきたいと思います。

 

 

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